■ 「アリス・ミラー城」殺人事件

はぃ！今日も私の好きな本について

（一方的に）お話したいと思います♪

私は事件物がすきなんですが、、、

今、人気の新人作家・北山猛邦さん、、、

私、「城」シリーズ全部読みましたが

どれもすばらしかったです♪

いっきにファン街道まっしぐらです！！

でも、、、多少エグイ（？）ような表現があったりするので

苦手な方にはオススメできないかもしれません。。。

今日は全４作ある「城」シリーズから

第３作目にある

「アリス・ミラー城」殺人事件　　
　著・北山猛邦

をご紹介いたします。。。

簡単なあらすじを・・・

「ルイス・キャロル」の「不思議の国のアリス」をモチーフに

江利ヵ島に立てられた城に探偵達が集められた。

探偵たちの目的は依頼者の希望にある「アリス・ミラー」！

城主・ルディもアリス・ミラーの在り処をしらない。

頭が変になるような奇妙な造りの城に戸惑う探偵達。

そのうち扉の数の異変に気づいたり、、

遂には殺人事件が起こってしまう・・・・。

この殺人鬼がいる城内で探偵たちは無事に依頼を

遂行できるのか・・・。そして殺人鬼の正体は！？


私の説明力ではこんなカンジになりますが、、、

この作品には「チェス」も用いられてます。

私はチェスについてはあまり知識がないのですが。。。

でもチェスがわからなくても充分おもしろぃです！

不思議で独特な世界観が
北山さんの魅力です☆

いずれは「城」シリーズ４作品ともご紹介しますよ！！

そして犯人・・・・

驚きますよ。

え？そんなんアリ！？

とか正直思いました。

私は无多さんと入瀬さんが好きです。。

无多さん（♂）と入瀬さん（♀）のカップルが素敵です＾＾

入瀬さんは喋ることができないんです。

だからいつもメモ帳を持ち歩いて、、、

ある時、无多さんに

「无多くんはもし世の中が真っ暗になって私と

話ができなくなったらどうする？」

って聞く場面があるんですよ。

（筆談なので光がなければ話ができませんよね）

无多さんは

「世の中が真っ暗になるなんてありえない。

そんなファンタジーじみたものは嫌いだ」

と返します。

なんだかそこが印象に残っていて。

物語中に何回か地下室がでてるんですが

明かりのあるところとないところがあるんですよね。

明かりがないところで入瀬さんと話ができないんですよ。

そこで无多さんはあの時の入瀬さんの言葉を思い出す、

っていうところが好きです。

そして本当に最後は感動＆満足感＆驚き　でした。

殺人事件なのでそういうのが苦手な方にはオススメ

しませんが、おもしろいので読んでみて下さいね＾＾

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　優月